【土木関係の方々へ】土壌安定剤「Claycrete(クレイクリート)」と道路舗装材「Bitumen(ビチューメン=れきせい)」のご紹介
|Claycrete(クレイクリート)
私の友人が西オーストラリア州に本社を置くシンガポールの会社CBAC Pteに勤めており、そこで扱っている土壌安定剤「Claycrete(クレイクリート)」、および「bitumen(ビチューメン=れきせい)」のチップシールのご紹介です。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。
※私個人は日本の土木関係の規制等には明るくありませんので、日本での使用可否などは十分にお調べください。
CBACは、企業や発展途上国のための持続可能な未来の構築に特化した製品やコンサルティングサービスを提供しています。当社の事業の範囲内で、我々は、職場の生産性を向上させるために、また、より費用対効果の高い道路を提供しています。
「Claycrete」はラテライトなどの代替安定剤の添加に比べ、最大50%、舗装されていない道路のコストを削減することができます。「 Claycrete」は基本的に、非常に硬い表面となっており、水の摩耗にも耐性があります。
施工結果
ルワンダの交通開発庁(RTDA)はCBR(カリフォルニアベアリング比)試験の基準で未舗装の道路の最低限の硬さを30としています。
そこで、2015年9月にGishyita(ジシイタ)に設置された1kmのClaycreteトライアル道路を試験し、その後の2016年2月で得られた結果とを比較しました。
このトライアルサイトではRTDA要件の最小のCBR30よりも2-4倍硬いCBR60-120を測定しました。この硬度は、水の耐摩耗性を提供する路面の洗掘を低減し、道路が適切な排水のために構築されている場合、5年以上にわたって補強工事をする必要がない可能性があります。
「Claycreteの費用」
「Claycrete」はアスファルトと比較して、70%ほど舗装された道路の資本コストを低減することができる「チップシール」の表面、また下基盤に使用することができます。アスファルトは、アフリカのほとんどの国で最も一般的に使用される舗装道路の路面です。
アスファルトは通常、非粘土材料の強固な基盤の上に4インチ(約10cm)の層を必要とする舗装された道路を施行するためには最も費用のかかる手段です。アスファルトは多くの場合、インドや中国から輸入され舗装道路は、一般的にアメリカでは1kmあたり$ 1,000,000(約1億円)から$ 700,000(約7,000万円)の費用がかかります。チップシール工法の下に「Claycrete」を使用すれば、1kmあたり約US $ 300,000(約3,000万円)のコストで実現することができます。
チップシール工法は独自の製品、あるいは道路建設のための独自の技術ではなく、どこでも使用することができる一般的な方法で、ラテライト材料の通常の土台の上でのチップシールの問題は、基礎となる土台が硬さを欠いているため、破損してしまうことです。「Claycrete」にはチップシールのために必要な硬度があります。
チップシールは、多くの国で広く使用されています。オーストラリアでは舗装された道路のおそらく90%に使用されているので、道路敷設の費用対効果を改善する実績のある技術です。
「Claycrete」の5つのポイント
1.道路敷設費用の大幅な削減
2.継続的メンテナンスコストを削減。
3.商品や旅客輸送のための安全な道路。
4.農村部への全天候に対応した移動性能の改善。
5.気候変動の影響に対する回復力。
「Claycrete」は環境に優しく、オーストラリア、カナダ、インドネシア、タイ、ガーナ、コートジボワール、ルワンダなどの多くの国で適用されています。また、最適なパフォーマンスと持続可能な道路構築技術に関してルワンダ交通開発庁(RTDA)に技術支援を提供しています。
最近では地域社会のために舗装道路に「Claycrete」を適用し、ルワンダで14kmのプロジェクトを完了しました。そして、我々は5月の終わりに向けてBugesera(ビジュスラ)内の別の「Claycrete」道路の設置を進めながら、監督するキガリに戻ります。
ご興味を持たれましたらお気軽にお問い合わせください。
また、記事更新もやる気が出ますので応援していただければ幸いです!