格安SIM(MVNO)に御乗り換え。BIC SIMを選んでみた
|10月でSoftbankのいわゆる2年縛りが終わったので、早速格安SIMに乗り換えてみた。
比較とかは色々とあると思うので、BIC SIMだけに絞って紹介してみます。
BIC SIMって?
いわゆるMVNO(仮想移動体通信事業者)と言って、自社のネットワーク回線を保有している訳では無くて、docomoだったりauだったりの回線を間借りして、通信サービスを提供する業者です。
簡単に言うと、携帯をdocomoと契約する代わりに、BICカメラと契約する、というようなものです。
BIC SIMの場合、通信回線はdocomoで、実際のMVNOはIIJという会社のIIJmio、みおふぉんという商品が実際の中身です。
直接みおふぉんにせずBIC SIMにしたメリットは後述。
なので、お前の携帯どこのキャリアなの?と言われたら、ビックカメラ!(実際はIIJでありdocomo)という感じになります。
で、何と言っても格安SIM最大のメリットは名前の通り安さ!です。
じゃ、まずメリットから
・安さ
今回ミニマムスタンダードプランというので1,600円/月、通話料別くらいになっちゃいます。
・公衆Wi-Fi
機能的には同様のIIJmioにせずBIC SIMにした一つの大きな理由は、BIC SIMだと無料の公衆Wi-Fiがついてくるからです。
使用できる場所はWi2 300で提供されているエリアで使えます。
・即日MNP
もちろんネットで購入も可能なんですけど、BICカメラの窓口に行くと即日MNPしてくれます。30分くらいで出来ました。
どこのBICカメラでも良いわけではないので気を付けてちょ。
事前準備
そんな大それたことは無いのですが、行く前に事前にMNPの予約番号を契約しているキャリアに発行しておいてもらえるとスムーズです。
こんな時に限ってネットでやらずに、しかもその場の窓口で電話してしまったんですが、いわゆる解約通知になる訳で必死の引き止めがありました。
今まで長く使ってくれていたから30,000円分の機種変更へのSoftbankポイントつけますから考え直さない?と。
AMEXでも同様の引き止めがあったけど、どっから湧いて出たポイントなんだろう。生憎もう僕の心は決まってしまっていて・・・ありがとう。
と、こんなやりとりがあるので、オンラインでもさくっと出来るので、事前に予約番号を確保しておきましょう。
初期費用
SIMカードの料金だけで3,229円かかります。Amazonで3,000円のもありましたが、送料がかかるみたいです。
それと、上記MNPの転出手続きのために2,160円の費用がかかるのでこれは仕方ありません。
それとキャリアの縛りがある人は10,000円とか取られると思いますが、変な話、これを払っても3か月で取り戻せるくらいの安さになったりします。
それくらいの価格差がありますので、ちょっと計算してみれば2年以内でも全く問題無いと思います。
月額費用
今までは自分はSoftbankの通信料最大プランみたいなので、7GB/月で7,000-12,000(通話料込み)で払っていました。
多分パケットし放題の5,200円くらいのが固定費用で、その他が通信料、さらに合計が高いのはiPhoneの機種代金が入ってたからですね。
機種代金が払い終わったら大体7,000-8,000円くらいだったと思います。思えばそんなに通話してないけどな?
結局、このくらい料金体系が複雑すぎて良く分かっていないんですね。
ちなみに、月の通信量をたまに見ていたんですが、大体2GBより下回ってましたね。
一度だけ外で通信し過ぎて遅くなったことがありましたが、それも3日間の制限を超えただけで月間の量では越えて無かったですね。
なので、今回はまずお試しのために、月間のデータ量2GBのミニマムスタンダードプランにしてみました。
1,600円!
しかもデータ通信だけなら月額900円です。+音声通話で700円かかって上記の値段です。
音声通話は念のためとSMSのためにつけているようなもので、たまにSMSでの認証番号の送付とかありますからね。
(実際にはデータ通信とSMS機能だけついたSIMもあります。)
それと最悪、通信量が足りなかったら後からクーポンで付け足せます。
通話は20円/30秒。もう基本的に通話はしないので、ほとんど考えなくていいでしょう。
中途解約
格安SIMは縛りが無いので、自由にプランが変えられるじゃないか!と喜び勇んでいましたが・・・
実は音声通話機能がついているSIMを選ぶといわゆる1年縛りみたいなものがついてきちゃいます。
1か月×1,000円で、契約翌月からの1年間になるようです。残り半年なら6,000円という感じですね。
なんかこれだけで随分自由度が下がったような気がします。
ただ、データ通信だけであればこの縛りは無いので、格安SIMに乗り換えるなら思い切って音声通話を捨てる、というのも手かも知れません。
実際にはLINEでもFacetimeやSkypeでも音声通話は実現出来ますからね。
各種機能
それと、もう一つ気を付けるべき点が、MNPで乗り換えた後、すぐにはデータ通信が使えません。
iPhoneの場合、IIJよりデータ通信用の構成プロファイルをダウンロードしないといけません。
ですので、契約後Wi-Fiが使える環境で一度設定が必要になります。
それことそんなのそのBICのカウンターでWi-Fi飛ばしてすぐに出来るようにしてあげればいいのに・・・
少なくとも新宿店では出来ませんでした。気を付けてください。
その他機能としてはもう上記で挙げてきたように、SMSは普通に使えます。
逆にキャリアのメールアドレスが無くなります。@docomo.ne.jpとか@softbank.jpとかですね。
Gmailとか使っていれば問題無いでしょう。
それとテザリングは問題なく使えました。
iPhone上のキャリア表示はdocomoでLTEになりますね。
速度・・・
で、速度が若干残念です。
データ通信開始直後、渋谷にてLTE表示はされるものの0.6Mbps・・・
電波が完全に立っている所で、好調でも6-7Mbps・・・
理論値最大150Mbpsと謳っているのにも関わらず・・・流石に遅すぎる。
ちょっといい所で、15Mbpsとかが今の所の最高速度でしたね。大体2-3Mbpsくらいが通常運行の模様。
結局込み合う場所・時間などでも変わるのかと思いますが、流石に遅すぎる可能性はあるので問い合わせをしてみようか。
もうちょっと平均値は上げて欲しいなと思いますけども。
基本Wi-Fi環境にいる、という事と価格、という所からはこれでトントンという感じでしょうか。
最後の最後に大前提
自分の携帯がそもそもSIMフリーじゃないとダメですよ!
Softbank縛りの携帯使っている人は使えませんからね!
キャリアがdocomoの人はdocomoのバックボーン使っているMVNOなら使えるようですが、その辺は詳しく知りません・・・
また、記事更新もやる気が出ますので応援していただければ幸いです!